犬の健康を考えたら、どんな食事が良い?

ドッグフード

犬と末永く健康に生活を続けるための基礎は、毎日の食事にあります。
犬の食生活を考える上では人間同様に3大栄養素のバランスをとることが基本になります。
とはいっても犬は雑食性といっても人間に比較して明らかに食肉傾向が強いので、食事で健康を維持することを考えるにしても、人間とは異なる栄養バランスを検討することが必要になります。

3大栄養素とはたんぱく質・脂質・炭水化物のことです。
たんぱく質はすべての細胞の材料になるもので、同時に体の代謝にも関係するアミノ酸の材料にもなる栄養素です。
しかも食肉傾向が強いことからすると、牛や豚・鶏肉などの蓄肉はもちろん、アレルギーを持っている場合には魚類なども蛋白源になります。
大豆製品なども植物性たんぱく質を豊富に含んでいますが、犬の場合動物性のほうが消化吸収しやすいとされています。

脂質は少量でも大きな熱量を供給する効率の良さが特徴です。
油脂には色々な種類がありますが、健康を考えると獣肉に含まれる飽和脂肪酸よりは、アマニやエゴマ、魚介類に含まれる不飽和脂肪酸を積極的に摂取するべきとされています。
なお炭水化物は糖質と植物繊維から構成されていますが、犬は植物を消化吸収する機能があまり発達していないのでそれほどの必要性は高くないとされています。
特に小麦グルテンなどは主要なアレルギーの原因物質とされいるほどです。

これらの栄養バランスを踏まえて最適のメニューをハンドメイドで作るのは容易なことではないので、栄養バランスの配慮されているペットフードを与えるのが安全で賢明です。
年齢や病気などに応じた各種のペットフードが販売されているので、栄養バランスの管理なども容易に行うことができます。
しかしなかには香料や着色料などが大量に添加されているものあるので、アレルギーの危険などを配慮すれば各種添加物が無添加のものを選ぶのがお勧めです。

ところでペットフードの変わりに人間の食べ物を与えるのは危険です。
それがおやつのときだけであっても、思わぬ中毒症状を引き起こす危険を秘めているからです。
人間の食べ物の中でもたまねぎやチョコレートやぶどうなどは犬にとっては危険です。
たまねぎは各種の料理の素材に含まれているのでエキス成分が溶け込んでいてもあやまって犬が食べるおそれがあります。
いくらペットフードに無添加にこだわってもおやつに人間の食べ物で危険に直面させては意味がありません。
犬の健康はあくまで専用のペットフードと少しのおやつで維持するのが原則です。